営業として、独特な「お客様」に対峙した時、社内でどう助けてもらうかについて

 

営業としてキャリアをスタートしてから、かなり独特な「お客様」をご支援させていただくことが多い。

入札などでそもそもの手続きが煩雑かつ取引を膨らませにくいお客様や、クレーマー気質・右翼の社長さんなど、基本的にほかの人だと担当しきれないお客様を持つことになるので、自分の対処能力を超えている場合も多々ある。

 

「そういうお客さんだから」と飲み込んで仕事をしていると、仕事が俗人化してしまって、結局誰にも助けてもらえなくなるんだなーと実感した出来事が立て続けに起こっていて、ちょっとへこんだので整理

(上司に「これ、おれわからないからさー」とミスがないようにお願いしたい仕事のチェックを丸投げされたり(そして上司に確認した項目でそもそも上司の認識が違っていてめっちゃ怒られたり)、いつもは連絡遅い協働者がクレーム発生した時だけ責任逃れのために連絡超こまめにしてきたり)

  

1 上司を超まめに巻き込む

独特なお客さんの場合、なにかトラブルが起きた時(非常時)に初めて上司に相談しても、その緊急性・重要度をわかってくれない場合が9割(中にはわかってくれる上司もいる、くらいに考えておいたほうがいい)

そのためそのお客さんの状況・クレームの強さを理解してもらうために、普段から巻き込んでこまめに連れて行く・相談しておくことが重要。

そうでないと、重要性を理解していただけないまま、「お前の怠慢だろ」という感じで一蹴されたり、今の状況に合わない過去の経験側からご高説を賜るだけで助けてくれないという状況に陥るし、そういう「正論」の一言でくらうダメージがよっぽどお客さんからの一言より大きかったりする。敵は、社外ではない、社内にいるんだ!

そうなると信頼しない→相談しない→お互いに助け合わないの悪循環になるので、ここは最初が肝心。

 

2そもそも助けてくれる・わかってくれる人を社内に見つける

(利害関係者を社内に増やす)

これめっちゃ大事。1に通じるところもあるけど、案件を抱え込まないで対処するために、わかってくれる縦横斜めの関係を社内に作ることが大事だと感じる

案件の担当者を増やすこともそのうちの1つ。複数の切り口から人を巻き込めるとよりいい人(わかってくれる人)に巡り合いやすい。

 

その中で、外部パートナーでも、内部パートナーでも、「わかってくれる」かつ「仕事ができる」ひとをどれだけ口説いて仲間にしていくかが肝。

まわりにいる人が、自分にとってストレスフリーな状態に持っていけると、

対峙しているお客様がきちがいでもなんとかやっていけるからね。